Windows版Safariを使ってみた

最近Windows版のSafariが、Apple Software Updateに標準で含まれるようになった、と盛り上がっているので、試しに使ってみました。 ちなみに私はQTやiTunesを使っていないので、ニュースサイトで取り上げられるまで知りませんでした。Win版Safariの存在はずいぶん前から知っていたのですが、興味が無いうえ、すぐにSafariへ乗り換える人も少ないだろうと思って無視していました。しかし、Appleの恐るべき策略によってSafariユーザーが増えた今、Webサイトを持つ者として無視するわけにもいかなくなってしまいましたとさ。

早速アップルのサイトからダウンロードし、Safariをインストールしよう、と思ったらグッドタイミングでウィルス対策ソフトが落ちました。重大なエラーが発生したから再インストールしろ、だそうです。しかし今はそれどころではないので、とりあえず無視しておきます。 余計な付属ソフトのインストールを阻止し、待つこと数十秒、意外とすぐにインストールは終わりました。 (一応書いておきますが、ウィルス対策ソフトのエラーはSafariのせいではないようです。多分、定義ファイルの更新でエラーを起こしたと思います。)

起動してみると、ウィンドウはMac風の銀色のデザインで、スタートページはアップルのサイトです。描画される文字はアンチエイリアスが効いていて、Windows標準のものより非常に見やすいです。ただ、画数の多い文字や太字は、文字がつぶれてしまいます。文字の設定は、編集>設定 から行えます。私はCRTディスプレイを使っているので、サブピクセルレンダリングをオフにしました。

次に、SafariはJavaScriptの実行が速いそうなので、スクリプトバリバリのGoogle mapを使ってみました。 Firefoxでは(もちろんIEでも)もっさり感があった地図のスクロールが、さくさく行えます。これは予想以上の使いやすさです。拡大縮小もかなり速いです。

次に、ページの描画についてですが、当サイトがきちんと表示されたので、それでよし。

最後に、メニューについてですが、Firefoxにかなり似ているので、Firefox愛用者の私はとまどうことなく使えました。

さっきからしばらくSafariでネットサーフィン(←死語?)してみましたが、今のところ問題なく使えています。私はFirefoxから乗り換える気はありませんが、皆さんも一度試してみてはいかがでしょうか。

追記: 今まで、スクリプトが多くて重いと思っていたMSDN LibraryをSafariで表示させたら、かなり軽く感じられました。実際にMSDN Libraryのトップを表示させ再読み込みをさせると、Firefoxでは3秒くらい、Safariでは1秒くらいでした。これは割りと使えるかも。

2011/11/23以前 | comments (0) | trackbacks (0)

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