ついに完成!無線LAN環境

こんにちは。みなさん元気ですか?最近うちのクラスで風邪&インフルエンザが流行って大変です。

昨日は最初、4人くらいしか休んでいなかったのですが、学年末テストだからといって無理をして来た人が風邪をまき散らし、その後テストということもあり部屋を密封したせいで次々と顔を青くして早退。
結局17/36人くらいがいなくなりました。

今日も半分くらいの人が休みましたが、午前中に3年生を送る会があったので、朝からは学級閉鎖にはなりませんでしたが、昼ごろになってうちの学年は学年閉鎖で強制帰宅、全校では部活動停止になりました。

後で聞いたのですが、中学校は基本的に1割休めば学級閉鎖になるそうです。
つまりうちのクラスは昨日の朝の時点で学級閉鎖にしなければならなかった、ということです。
はやいうちに学級閉鎖にしておけばこんなに広まらずにすんだのに・・・。

ところで、今週の月曜日の夕方、待望のGW-US54Miniが届きまして、勉強を急いで終わらせた後、インストールしていました。そこで、ここでは簡単にVinelinux4.1へのインストール方法を説明します。

下準備として、/sbin:/usr/sbinにPATHを通しておいてください。一時的に通すなら、

# export PATH=$PATH:/sbin:/usr/sbin

と打ちます。

まず、ドライバをダウンロードするのですが、Planexのサイトからダウンロードできるやつは、なぜかコンパイルのときにエラーや警告がでまくったので、GW-US54Miniに入っているチップ、zd1211用のドライバを使います。

コンパイルとインストールは

# make
# make install
# modprobe -v zd1211

これだけです。簡単です。

ここまでいったらGW-US54Miniを挿し、

# /sbin/ifconfig

と打ってみます。wlan0という項目が表示されていれば成功です。このままだと子機として動作するので
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-wlan0

で設定します。なければ作ります。


参考までに私の設定です。ルータにつながっているネットワーク(eth0)が192.168.0.0/24です。
※あくまで参考です。詳しいことは「network-scripts」などでググってください

# ZyDAS ZD1211 802.11b/g USB-WLAN
TYPE=Wireless
DEVICE=wlan0 ←デバイス名
ONBOOT=yes ←自動起動
BOOTPROTO=none ←IPアドレスの自動取得をしない
IPADDR=192.168.1.2 ←wlan0のIPアドレス。eth0などと同じネットワークにするとeth0ごと使えなくなっちゃいます。
NETMASK=255.255.255.0 ←自宅内LANの場合、普通はこれでOK
GATEWAY=192.168.0.1 ←ルータのIPアドレス
MODE=Master ←親機モード
ESSID=mywlan ←SSID。隣の家などの他の無線LANネットワークと重複しないような名前にします。
KEY=s:************* ←WEPキー。13文字の半角英数字
USERCTL=no ←他のユーザからの変更を禁止する

さて、ここまでいったらwlan0を再起動します。
このとき、なぜか一回抜いて挿し直さないとうまくいかないようです。

# ifdown wlan0 #終了したらGW-US54Miniを抜く
# ifup wlan0 #起動したらGW-US54Miniを挿す

これでとりあえず接続できるようになりました。ためしにDSやPSPから接続してみてください。きっとGW-US54Miniに接続はできたと思いますが、インターネットにはつながらないと思います。ここでつながればそれはそれでいいのですが。すくなくとも、私の環境ではつながりませんでした。

なぜなら、wlan0とeth0の間をパケットが通れないからです。違うネットワークでそのままでは通信できません。これには、Linuxでeth0とwlan0をルーティングしなければなりません。

そこで使うのがiptablesです。これをつかうとパケットのルーティング、フィルタリング、NAT、IPマスカレードなど、一般的に使われるネットワーク関係のことはほとんどこれでできます。普通は以下をところどころ書き直せばOKだと思いますが、詳しく知りたい場合はこちらを参照してください。iptables


# echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/ip_forward #パケットのフォワーディングを有効にする
# iptables -A FORWARD -i wlan0 -o eth0 -s 192.168.1.0/24 -j ACCEPT #eth0からwlan0へのフォワーディング
# iptables -A FORWARD -m state --state ESTABLISHED,RELATED -j ACCEPT #それに関連したパケットもフォワーディング
# iptables -t nat -A POSTROUTING -o eth0 -s 192.168.1.0/24 -j MASQUERADE #IPマスカレード

とりあえずこれでいけるとおもいます。ポートやホストごとにがっちりファイアウォールをつくってあり、うまくいかない場合は各自で設定してください。セキュリティなども考えていませんので各自で改造してください。

2011/11/23以前 | comments (0) | trackbacks (0)

コメント

コメント投稿






トラックバック