東京国立博物館に行ってきました

先週の土曜日,東京国立博物館で神宮展と染付展をみてきました.どちらも公開終了間近だからかかなりたくさん人が来ており,神宮展に関しては人の流れに乗りながらみるという感じでした.

神宮展の主な展示物は,昔の伊勢参りの様子を描いた絵や神宮に関する書物,神像,古神宝,工芸品などで,見ごたえはかなりありました.神宮に供えられた工芸品は非常に精巧で美しく,美術館にいるようでした.書物は何が書いてあるのはさっぱりわかりませんでしたが,神宮の儀式や供え物についての細かい指定,歴史,成立などについて書かれていたようです.そのほかの展示も興味深いものが多く,神宮の神官が仏教を信仰していたというのは,神仏分離の現在では妙なものでした.

染付展は,ものすごい数の皿や壺などが展示されていました.複雑な幾何学的模様が描かれたものから,漫画が描かれたものまでいろいろな作品がありましたが,どれもとてもきれいでした.何百年も昔につくられたものから最近つくられたものまでたくさんの種類が展示してあったのですが,ずっと昔の技術が現在までそのまま残っているというのは驚きです.

2011/11/23以前 | comments (0) | trackbacks (0)

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