MIDIで感動 Timidity++サウンドフォント

こんにちは。以前、Timidity++というMIDI再生ソフトを紹介しましたが、このソフトでは、内蔵する音色を、サウンドフォントを入れ替えることで、簡単に変えることができるようになっています。

私は今まで、Timidity++付属のサウンドフォントを使ってMIDIを再生していましたが、いろいろ調べていくうちに優秀なサウンドフォントがあることを知り、いろいろダウンロードして試していました。
いままでMIDIは、高い音源を買わないといい音で聞けないと思っていましたが、フリーでダウンロードできるサウンドフォントの音色のすばらしさに感動しました。

優秀なサウンドフォントについては多くのサイトで語られているのですが、ダウンロードへのリンクの多くが、リンク切れになっていたり、ドメインが売りに出されていたり、うまくダウンロードできなかったりするので、ダウンロードできるサイトを探したところ、下サイトにお勧めのサウンドフォントがまとめてあり、ファイルのミラーもあるので紹介します。
外出先で音楽作成
このサイトの「お勧めのサウンドフォントは」のところに簡単な説明やダウンロードのリンクがあるので、そこからダウンロードしてください。
このサイトでは親切にファイルのミラーまでしてくれてある上に、サウンドフォント解凍ツールの紹介もされているので、大体それに従えばOKです。

ダウンロードしたファイルを解凍すると.sf2の拡張子のファイルが出てきます。これが、サウンドフォントです。
あとはこれをTimidity++に組み込めばよいのですが、やり方は簡単です。
インストールしたフォルダ(C:\timidity\)のなかに、musixというフォルダがあります。その中に、「A320U.sf2」というファイルがあります。これが初期状態のサウンドフォントです。
これを置き換えても良いのですが、あせらずに、とりあえずmusixフォルダの中に先ほど解凍した.sf2ファイルを入れます。
次に、スタートメニューから、Timidity++のグループにある「setwindrv」を起動します。
起動して出てくるウィンドウの、右側にあるリストボックスにはC:\timidity\musix\の中にあるサウンドファイルのリスト、左側には現在適応されているサウンドフォントのリストが表示されています。真ん中のボタンでサウンドフォントを操作できるので、いろいろいじってみてください。
ちなみに複数のサウンドフォントが適応されている場合は、下のものほど優先されます。
ファイルサイズの大きいサウンドフォントを適応した場合は、パソコンにそれだけもメモリが搭載されていないと、うまく再生できないことがあるので注意してください。

いじり終わったら保存終了をして、試しに好きなMIDIファイルを聞いてみましょう。多くのサイトで配布されているMIDIファイルは、オルゴールやピアノのみ のことが多いので、あまりすごさを実感できないかもしれませんが、それでも音色は格段に本物に近くなったと思います。
MIDIで聴ける曲は、個人的には、東方プロジェクトの体験版がお勧めです。
体験版は3面まで、BGMはMIDIのみですが、起動して音楽だけ聴くことも出来ます。
製品版は、音楽もゲームの内容も、体験版とは比べ物にならないほどの質だそうです。

どうでしたか?Windows付属の音源のひどさに絶望していた人も、MIDIなんて所詮そんなもんだと思っていた人も、ぜひこの音源で聴いてみてください。いままで、しょぼいと思っていたMIDIに、感動させられるかもしれません。

2011/11/23以前 | comments (0) | trackbacks (0)

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