fedora KDE LiveCDを使ってみました

FedoraのLiveCDがリリースされていたのは知っていますか?けっこう前にITproの記事で紹介されていたのですが、先日暇だったので試して見ました。素人なので詳しいことはいえないのですが、KNOPPIXと比べるとこんな感じです。

まず、起動時間ですが、KNOPPIXに比べて非常に遅いです。48倍速CD-Rに焼いたのですが、4倍速CD-RWに焼いた産総研のKNOPPIXの3倍くらいです。
つぎに、ファイルシステムですが、圧縮したNTFSのUSBHDDが普通にマウントできました。デスクトップのアイコンをクリックするだけで自動でマウントしてくれます。書き込みもOKでした。ただ、日本語のファイル名だと文字化けどころか表示すらされませんでした。フォントはあるので出来れば対応してほしいです。
つぎに、インターネットですが、DHCPで自動的にIPアドレスを取得してくれます。ブラウザはKonquerorで、Mozillaは積んでいないようです。


それと、産総研KNOPPIXをHDDにインストールしたのですが、コマンドひとつでNTFSのファイルシステムに書き込んでくれます。もちろんパーティションを新たに作る必要はありません。
ブートローダはNTLDRの設定を変え、そこからGRUBを起動し、KNOPPIXを起動するので、MBRを上書きする必要が無く、初めての人にも安心です。
コンピュータを再起動すると、NTLDRのブートメニューが現れ、GRUBを選ぶと、GRUBが起動し、KNOPPIXの起動モードを選べます。日本語版のKNOPPIXを起動したのですが、起動がものすごく速いです。トイレに行って帰ってきたらもう起動が終わっていました。


これで色々ブラウザとかメールの設定をしておいて、変更をポータブルオーディオプレーヤーなんかに入れてCDと一緒に持ち歩くと便利だと思います。別にHDDにインストールしなくてもよいのですが、CDブートだと時間がかかる上に、設定とかやっているとせっかくのスーパーマルチドライブの寿命が減りそうな気がするので一度インストールしておくのがお勧めです。もちろんHDDにインストールした場合、HDDクラッシュしたらもちろん起動できません。焼いたCDはいざというときのために直射日光の当たらない暗い場所に保管しておきましょう

2011/11/23以前 | comments (0) | trackbacks (0)

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